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覚えておきたい汎用カード10選/EXデッキ編(2022.01)

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 この記事では、特に覚えておきたい重要な汎用札のうち、エクストラデッキ(以下EXデッキ)に入る、汎用的なエクストラ(以下EXモンスター)モンスターの中から10体を選んで紹介していきます。 

 EXデッキということで、特定レベルや種族デッキなら必ず入るようなカードも多いですが、その中でも特に幅広く採用されるカードに絞って選出を行いました。

 既に遊戯王を現役でプレイしている人からすれば「知っているよ」というものがほとんどだとは思いますが、どちらかといえば初心者向けの記事ですので、あらかじめご了承ください。

 

 

旧神ヌトス

《旧神ヌトス》
融合・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻2500/守1200
Sモンスター+Xモンスター
自分フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。自分は「旧神ヌトス」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

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解説

 他のカードとは少し毛色が違いますが、オススメの1枚です。

 現在相手のエクストラを破壊するドラグマのようなカテゴリが存在しているため、このカードを忍ばせておくと、その効果により相手にも被害を与えられる可能性があるのです。

 もっとも、このカード単体の汎用性は乏しく、あくまでドラグマを仮想敵にした場合の選択だということは覚えておいてくだい。

 

天霆號アーゼウス

アーゼウス

《天霆號アーゼウス》
エクシーズ・効果モンスター(制限カード
ランク12/光属性/機械族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、
自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキ・EXデッキからカードを1枚選び、このカードの下に重ねてX素材とする。

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解説

 戦闘を行ったエクシーズモンスター(以下Xモンスター)の上に重ねることでエクシーズ召喚(以下X召喚)出来るモンスターです。

 効果も、タイミングを選ばない全体除去と強力で、X召喚を行うデッキであればほぼ全てに採用が検討できます。

 難点自分の場も巻き込むため、場合によっては効果が使いにくいところくらいでしょうか。X召喚を行うなら取り敢えず採用しておいて良い1枚です。

 

I:Pマスカレーナ

《I:Pマスカレーナ》
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/サイバース族/攻 800
【リンクマーカー:左下/右下】
リンクモンスター以外のモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。
(2):このカードをリンク素材としたリンクモンスターは相手の効果では破壊されない。

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解説

 リンクモンスター以外のモンスター2体で展開できるリンク2モンスターです。

 単体ではあまり意味をなしませんが、効果を使用し相手ターンにリンク召喚を行うことで、効果破壊耐性を付与出来ます。

 難点1度相手にターンを回さなければならないところと、破壊耐性でしかないため、それ以外の除去には一切無力なところでしょうか。

 対象耐性など、破壊以外にも対応できるリンクモンスターで制圧したい場合には有用と言えるでしょう。

 

アクセスコード・トーカー

《アクセスコード・トーカー》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左/右/下】
効果モンスター2体以上
このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。
(2):自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外する事はできない。

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解説

 効果モンスター2体以上という緩い縛りのリンク4モンスターです。

 2つの効果はいずれもこのカードのリンク召喚にリンクモンスターを使っていることが前提の内容となるため、リンク召喚をメインとするデッキ全般に採用が検討できます。

 リンク2モンスター2体で展開するだけ攻撃力4300かつ2回の除去を行えるモンスターとなる為非常に強力です。

 

トロイメア・フェニックス

《トロイメア・フェニックス》
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/悪魔族/攻1900
【リンクマーカー:上/右】
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの相互リンク状態のモンスターは戦闘では破壊されない。

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解説

 カード名が異なるモンスター2体以上という緩い召喚条件で展開できる、リンク2モンスターです。

 リンク召喚時に手札を捨てて、相手フィールド上の魔法・罠カードを破壊する事が出来ます。

 緩い縛りのリンク2ということで採用自体はしやすいですが、魔法・罠という限定的な対象の除去であることや、手札コストを必要とすること理解した上で採用する必要があります。

 下記の《トロイメア・ユニコーン》同様、カテゴリ内により有用なEXモンスターがいる場合もあるため要注意。

 

トロイメア・ユニコーン

《トロイメア・ユニコーン》
リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/悪魔族/攻2200
【リンクマーカー:左/右/下】
カード名が異なるモンスター2体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
(2):自分ドローフェイズの通常のドローの枚数は、フィールドに相互リンク状態の「トロイメア」モンスターが存在する限り、その「トロイメア」モンスターの種類の数になる。

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解説

 上記の、《トロイメア・フェニックス》の効果対象を、フィールド上全体に拡充した代わりに、リンク3となったモンスターです。

 効果となるデッキへのバウンス再利用を防ぐ意味でもかなり強力で、あらゆるデッキで採用を検討できます。

 難点リンク3とやや重い上に手札コストを要求するところ。

 上記の《トロイメア・フェニックス》よりは汎用的な除去効果ですが、やや汎用性にとぼしくとも有用なEXモンスターをカテゴリ内に擁している場合もあるため注意が必要です。

 

水晶機巧-ハリファイバー

《水晶機巧-ハリファイバー》
リンク・効果モンスター(制限カード
リンク2/水属性/機械族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
チューナーを含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
(2):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

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解説

 シンクロ召喚(以下S召喚)に関する効果を2つ持ったリンク2モンスターです。

 上述の《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》とは違い、片方がチューナーであればいいため、S召喚を中心としないデッキでも採用の可能性があるカードです。

 (1)の効果《ジェット・シンクロン》を展開し、それとこのカードで《幻獣機アウローラドン》につなげ、その効果で《幻獣機オライオン》リクルートすることで、最終的にレベル10シンクロなどにつなぐといった具合に、様々な展開をこのカードから作ることが出来るため、特に有用な1枚となります。

 

ヴァレルソード・ドラゴン

《ヴァレルソード・ドラゴン》
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/左下/下】
効果モンスター3体以上
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):1ターンに1度、攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。この効果の発動に対して相手は効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、このカードが表側表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。ターン終了時まで、このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力の半分アップし、そのモンスターの攻撃力は半分になる。

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解説

 極めて攻撃的な効果を持つリンク4モンスターです。

 最近では2体でも展開可能な《アクセスコード・トーカー》に押されがちですが、あちらとは違い、リンク召喚をほとんど行わないデッキでも効果がフル活用出来るため、そういった場合には採用が検討出来るでしょう。

 状況によってはこちらのほうがダメージが出る場合もあり、スペースに余裕があるならば両方を採用する、という手もあります。

 

捕食植物ヴェルテ・アナコンダ

《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
リンク・効果モンスター(制限カード
リンク2/闇属性/植物族/攻 500
【リンクマーカー:左下/右下】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。
(2):2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

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解説

 融合召喚に関連する効果を持つリンク2モンスターです。

 デッキから「融合」または「フュージョン」魔法・速攻魔法カードを墓地に送ってライフを払うことで、その効果を得ることが出来るカードです。

 得るのは効果のみとなるため、手札コストや、召喚制限などを無視できるという強みがあり、融合召喚を行うデッキでは採用が検討できる1枚です。

 難点として、この効果で融合召喚を行ったあとは特殊召喚が出来ないため、低ステータスのこのカードが棒立ちになりかねないところでしょうか。

 出来る限りこのカードも融合素材に出来るシチュエーションで使用したいところです。

 

ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラ

《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
リンク・効果モンスター(制限カード
リンク2/炎属性/サイキック族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
Pモンスター2体
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキからPモンスター1体を選び、自分のEXデッキに表側表示で加える。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。その後、自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を手札に加える。
(3):自分のPゾーンのカードがフィールドから離れた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

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解説

 ペンデュラムモンスター(以下Pモンスター)に関する3つの効果を持ったリンク2モンスターです。

 (1)と(2)を連続して用いることで、間接的なサーチが可能で、この際にペンデュラムゾーンのカードを破壊することで(3)のドローにもつながる、と隙がありません。

 召喚にはPモンスターを2体必要とするため、ペンデュラム召喚を持ちいるデッキであれば採用しておいて良い1枚です。

 

おわりに

 と、言うわけで汎用的なEXモンスター10選でした。冒頭でも述べたとおりEXモンスター種族・属性を限定する強力なカードは数多く存在するため、必ずしも全てのデッキに投入出来るカードばかりではありませんが、それでも条件が合致すれば確実に採用される10枚である、と思います。

 《旧神ヌトス》のみ、特殊な理由での選出ですが、覚えておくだけで大分ドラグマとの戦いが楽になるため、入れておきました。

 この他にも有用なEXモンスターは様々存在するため、機会があればまた紹介していきたいと思います。

 

 

 

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