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準汎用エクストラ考察/リンク編第一回

(最終更新日:2020/11/04)

 

 汎用性の高いリンクモンスターを纏めていく記事。ほぼ自分用。


 今回は属性や種族など、複数のテーマにわたって活躍しうるものの、全てのデッキで採用を検討出来る訳ではない「準汎用」のモンスターについて触れていきたい。
 第一回は属性に関連するモンスターを中心に纏めていく。

 

地属性

崔嵬の地霊使いアウス

崔嵬の地霊使いアウス

《崔嵬の地霊使いアウス》
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/右下】
地属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の地属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の地属性モンスター1体を手札に加える。

 地属性モンスターを含むだけで良いので、多くデッキでリンク召喚を行うことが出来る。霊使いリンクモンスター。ただ、効果は地属性に限定されるため、むやみに入れただけでは全く真価を発揮しない点には注意。


 一つ目の効果は相手に依存するため、環境に関係無く使用出来るのは二つ目のみとなる。サーチの範囲は広いので、対象のモンスターを使用するデッキでは出番があるだろう。

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ミセス・レディエント

ミセス・レディエント

《ミセス・レディエント》
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/獣族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
地属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの地属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、風属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の地属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 各属性に存在している微弱な強化能力を持つモンスターたちのリメイクモンスター。

 地属性モンスターの比率が多いデッキでの採用が検討出来る他、《スケープ・ゴート》からの展開も可能である。ただし、自身の戦闘能力自体は大したことは無いため注意。後半のサルベージ効果目当てで使用するのも手。

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水属性

清冽の水霊使いエリア

清冽の水霊使いエリア

《清冽の水霊使いエリア》
リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/右下】
水属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の水属性モンスター1体を手札に加える。

 《崔嵬の地霊使いアウス》の水属性版。効果も属性以外に差は無いため、基本的な採用基準は《崔嵬の地霊使いアウス》と同じになる。地属性と違い、多くのデッキに採用されやすいモンスターを持たない分、若干不利か。

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マスター・ボーイ

マスター・ボーイ

《マスター・ボーイ》
リンク・効果モンスター
リンク2/水属性/水族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
水属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの水属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、
炎属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 《ミセス・レディエント》の水属性版と言えるモンスター。属性以外の差は無いため、採用基準も同じで構わない。水属性を多く使うデッキで採用を検討出来る。

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炎属性

灼熱の火霊使いヒータ

灼熱の火霊使いヒータ

《灼熱の火霊使いヒータ》
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/右下】
炎属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の炎属性モンスター1体を手札に加える。

 《崔嵬の地霊使いアウス》の炎属性版と言えるモンスター。属性は一緒だが、《灰流うらら》はサーチ対象外になっている点は注意したい。素材にする場合は問題なく使用出来るのは覚えておきたい。蘇生対象に最も困らないと思われるので、エクストラが余ったら一枚入れておくのも手。

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ドリトル・キメラ</h34

ドリトル・キメラ

《ドリトル・キメラ》
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/獣族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
炎属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの炎属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、水属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 《ミセス・レディエント》の炎属性版ともいえるモンスター。霊使いとは違い、こちらは全属性に対応するモンスターが存在しているので、デッキの属性に偏りがある場合は採用を検討したい。

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風属性

蒼翠の風霊使いウィン

蒼翠の風霊使いウィン

《蒼翠の風霊使いウィン》
リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/右下】
風属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の風属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の風属性モンスター1体を手札に加える。

 《崔嵬の地霊使いアウス》の風属性版と言えるモンスター。風属性は採用率の高い汎用札を余り抱えていない為、《清冽の水霊使いエリア》と同様に蘇生効果がやや活用しづらい。
 サーチ効果は問題なく発動が可能だが、同一の範囲をサーチするカードに《風霊媒師ウィン》が存在する。どちらをどの程度採用するかはデッキ次第といったところか。

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グレートフライ

グレートフライ

《グレートフライ》
リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/昆虫族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
風属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの風属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、地属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の風属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 《ミセス・レディエント》の風属性版。このカードに限ったことではないが、メインデッキに入っていない種族のモンスターを展開出来るということは覚えておきたい。昆虫族を含めば良い場合、このカードを挟むことで展開が可能になる。

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HSR-GOMガン

HSR-GOMガン

《HSR-GOMガン》
リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
風属性モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。風属性モンスター1体を召喚する。
この効果を発動したターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):EXデッキから風属性Sモンスター1体を除外して発動できる。レベルの合計が除外したモンスターと同じになるように、デッキからカード名が異なる「スピードロイド」モンスター2体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。その1枚を自分の手札に加え、残りを墓地へ送る。

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 風属性モンスター2体から展開出来るリンク2。
  (2)の効果はスピードロイドでしか使えないものの、召喚条件と(1)の効果は風属性全般で使用できるものとなっている。


 シンクロモンスター以外がエクストラデッキから特殊召喚出来なくなる制約があるため、リンク召喚の繋ぎ役には適していないが、それ以外の制約は一切かかっていない為、さらなるアタッカーを展開することは出来る。
 また、このカード自身を展開するために召喚権を使っていなければ、シンクロ召喚などに繋げることも可能である。

 

闇属性

見習い魔嬢

見習い魔嬢

《見習い魔嬢》
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
闇属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの闇属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、光属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 《ミセス・レディエント》の闇属性版とでもいうべきモンスター。このカードと《ハイパースター》はお互いに遭遇機会の多いモンスターを弱体化出来るため、属性に偏りがある場合は採用しておいて損はない一枚。サルベージ効果もリンクに使用したモンスターを回収すれば無駄はない。

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魔界の警邏課デスポリス

魔界の警邏課デスポリス

《魔界の警邏課デスポリス》
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/悪魔族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
モンスター2体
(1):カード名が異なる闇属性モンスター2体を素材としてリンク召喚したこのカードは以下の効果を得る。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードに警邏カウンターを1つ置く。このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。警邏カウンターが置かれたカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにそのカードの警邏カウンターを1つ取り除く。

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 モンスター2体という緩い縛りで展開出来るリンク2。
 召喚自体はどのデッキでもできるが、効果を考えると出来る限り闇属性モンスターを主軸に据えるデッキで採用したい。


 効果は自分フィールド上に存在するモンスターをリリースし、フィールドの表側表示のカードに戦闘・効果破壊耐性を付与するというもの。
 単純に使えば 余り効率の良い効果ではないが、《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》の発動下であれば、コストを相手フィールド上のモンスター除去に変換できるので有用。


 また、魔法・罠にも耐性を付与出来るので、《安全地帯》などに使用することで破壊されづらくすることも出来る。
 展開しやすいリンク2なので、つなぎ役と割り切る手もある。

 

光属性

ハイパースター

ハイパースター

《ハイパースター》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/天使族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
光属性モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの光属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、闇属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 《ミセス・レディエント》の光属性版というべきカード。弱体化の対象は恐らく最も採用率の高い闇属性であるため、地味ながら決して馬鹿にならない効果を発揮すると思われる。目つきの悪さはリメイク前から相変わらずである。

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